筋トレ歴たった半年！大手パーソナルジムに就職する前までの話し

こんにちは！たかひろです。

私は現在自分のパーソナルジムを経営させて頂いているのですが、
自分のお店を持つ前に大手のパーソナルジムに勤めさせていただいておいりました。就職時のトレーニング歴はなんとたったの半年！前職はスーパーマーケットの店員でした。全く業種が違いますよね（笑）

そしてなんと！１年後には全国全店舗合計で５００人以上いるトレーナーの中で、再契約部門（お客さんのリピート率74.8％）全国１位の成績を頂くことができました。

今回は「未経験からパーソナルトレーナーになりたい方がどのように行動したらトレーナーになれるのか」をメインに記事にさせて頂きます。

トプ画の写真のように、身体も出来上がっていない私でしたがどのように大手のパーソナルジムに就職することができたのか、お話させて頂きたいと思います。どうやって１位とれたのかはまた別の記事で投稿させて頂きますのでそちらもお楽しみに！

実は私、昔から自分の見た目に対してすごくコンプレックスを抱いており、何事に対しても自分に自信を持てずにいました。仕事も恋愛も何もかも自信がありませんでした。

そんな私ですが、友人に恵まれて、「一諸にジムにいこうぜ！」と筋トレ好きな友達に声を掛けられてスポーツジムアクトスでトレーニングを始めました。もちろんこの時の知識はゼロです。ジムにはトレーニング器具がたくさんおいてあり、「このマシンでは○○を鍛えるマシンです」みたいに写真付きで張ってあるのですが、そこで感じた事ですが、さっぱり分かりませんでした（笑）

書いてある通りにやっているつもりなのですが、どんなトレーニングをしても腕しか筋肉痛になりませんでした。

TSUTAYAとかで本を読んで勉強して、その本を読みながらトレーニングをしてみてもやっぱり難しくて、腕のトレーニングしか上手くできませんでした。

自分は、ネットでトレーニングの記事ばかり読み漁っていた時期が数週間ほどあるのですが、そこでパーソナルトレーナーというお仕事の存在を知り、トレーナーさんに連絡をとり、トレーニングを.習う事にしました。

トレーナーさんに初めてお会いして思ったことですが、イカツい！！冬なのに.肌が黒い！！そして高圧的で怖い！！これが正直な印象でした。

仕事（スーパーマーケット）のお休みの日に９０分かけて週に２回トレーナーさんに会いに行ったのですが怖すぎていく前は憂鬱でした（笑）

しかし知識は本当に素晴らしく、毎回新しい発見や気づきも頭がはち切れそうになるくらい教えて下さるので、運動が苦手だった私ですが、メキメキと上達して、たったの３ヶ月で栄養学もトレーニングスキルも上達して満足なトレーニングを自分自身で行えるようになりました。単純ですが自分に自信も持てるようになりました。

トレーナーさんはめちゃくちゃ厳しかったけれど、今の私があるのはトレーナーのおかげです。本当に感謝しています。

私は、パーソナルトレーナーという仕事に魅力を感じました。これだ！
私は怖くない親しみやすいトレーナーになろう。そして自分みたいに自分に自信が無くて悩んでいる人の力になりたいと思い、パーソナルトレーナーを目指し始めました。ここまでで３ヶ月です。

残り３ヶ月でトレーナーになるまでのエピソードをここから記載させて頂きます。

私はトレーナーになるために求人がどのくらいあるのか検索しました。私が住んでいる長野県の求人は１つもありませんでした。（トレーナーエージェンシーというトレーナー求人サイトとインディードで検索しました）

近隣の県で調べても愛知県で数店舗、山梨県で１店舗あったのでそこに履歴書を送り面接に向かいました。（未経験者でも大歓迎！研修制度充実！）みたいなことがかかれていてもあれは信じない方が良いと思います。
恐らくですが、パーソナルジムは即戦力となるトレーナーが求められているジムが多いので、トレーナーとしての指導は未経験だけれども、何かしらの大会出場経験のある志望者などを探しているのだと思います（あくまで主観ですが・・・）

２店舗受けさせて頂いたのですが、志望動機すら聞かれずに会社の概要だけ聞かされて帰ってきました。面接の準備をしたり、往復で１０時間近く運転して面接を受けに行ったのに面接後に合否すら連絡は貰えませんでした。

求人サイトのHPには、「合格の場合は２週間以内に連絡さしあげます」とだけ記載がありました。

このままでは一生受からないと思い戦略を立てることにしました。
まずは多くのトレーナーが取得している資格を取ってみようと思い
NSCA-CPTという資格の存在にたどり着きました。（健康と体力のニーズに対してトレーニングやコンディショニング指導全般を行う優れた専門的能力を証明する資格）

参考書を購入前に試し読みしたのですが、初めて見る言葉ばかりで、私には難しく感じました。普通にトレーニングをやっている人でも、ちょっと勉強しただけでは受からないと思います。膨大な量の暗記が必要ですのでまとまった勉強時間をつくるか、もしくはこつこつと毎日少しづつ勉強する必要はあると思います。よくYouTubeとかで独学３ヶ月で合格しましたみたいな人がいますが、これは相当記憶力が良くないと難しいと思います。

因みに後に感じた事ですが、資格の内容はほとんど現場で使わないような内容のものが多くて、「役に立ったな」と感じたのは教科書内容の１割くらいでした

※私は就職前は取得していませんでしたが、パーソナルジム就職後１年かけて少しづつ勉強して取得しました。

※この資格（NSCA-CPT）を取得のための方法などはまた別の記事で投稿させて頂きたいと思います。

私は資格の勉強はしながら求人を眺めていて思ったのですが、大手のパーソナルジム程長くといいますかこまめに求人が掲載していることに気が付きました。

私は面接を受けてもまともに志望動機すら聞いてもらえないのは嫌だったので、しっかりと入りたい会社（パーソナルジム）にまずはお客さんとして入り込み、アピールしてみようと思いました。

大手ジムほどセッション単価が高く、２カ月間で３２万円くらいかかりました（汗）入会してから色んなトレーナーに話しかけてみたり、店長さんにあいさつしたり、セッション中には「その会社の良いところ」を良く見てスマホのメモに気づいたことは全てメモしました。

実際に個人で行っているパーソナルジムと大手パーソナルジムの両方を利用したからこそ分かるのですが、大きな違いを感じました。

まず個人でパーソナルジムを経営されている方は大会出場経験があるなど実積がある事が多いため、知識面では個人のパーソナルジムのほうがかなり高いと思います。（体験トレーニングでは個人のジムで３人ほどセッションを受けさせて頂きました。）
ですのでしっかりとした知識を身に着けたい方や大会を目指す方にとっては大会出場経験のあるトレーナーの方が良いかもしれません。

反対に大手パーソナルジムでは、大会出場経験があるトレーナーはほとんどおらず、その代わりにコミュニケーション能力が高かったり、接遇面など高級感のある接客を意識された教育がトレーナーにされており、運動が苦手な方やシニア、健康美を手に入れたい方など楽しみながらボディメイクをしたい方には良いと思います。

私は大手パーソナルジムの試験を受けることにしました。内容は店舗面接１回とzoomでのエリアマネージャーとの面接が１回でした。

元お客さんという立場は面接においてかなり好感触でした。前もって履歴書で○○店でパーソナルを受けていたと記載しておけば自分の面接をして下さる方と共有して下さっていることがほとんどだと思いますので終始明るい雰囲気でした。

面接で伝えたことは「いかにその会社が好きであるか」これだけです。
トレーニングスキルや細かい知識は大手パーソナルジムでは入社後に１か月間たっぷりと研修がありますのでトレーニング歴などはそこまで気にされないと思います。私は正直にトレーニング歴が半年であることを伝えましたがいやそうな顔などは一切されませんでした。

面接後２週後くらいで合格通知を頂き、入社させて頂くことに決めました。

※試験後２週間以内に連絡が来なければ不採用と面接官の人に言われていたので落ちたかと思いました（笑）

もしこの投稿を読んでくださっている方で、未経験からパーソナルジムに転職を考えている読者様にメッセージを送る言葉があるとしたら、
「大会に必ずしも出なければならない」とか「資格は必要だから時間をかけなくては」みたいに考える方は多いと思います。しかし、本当に必要なのは自分の就職したい企業の事をどれだけ知っているかです。どれだけ好きに思えるかです。いかに素晴らしい企業であるのかを面接などでお伝えすれば、その「入社したい！トレーナーになりたいんだ！」という気持ちは伝わり、試験は良い方向へとつながると思います。

この記事を読んでくださった方が、自分の目標に向かってベストな戦略を立てて、効果的に望む結果を残していただけたら嬉しいです。

面接で何を聞かれたのかなどもいつか投稿していきたいと思いますのでまたお楽しみにどうぞ！

それではまた！